マーチンの多事争論

最近の多事争論(1月19日)
皆さん久しぶりの多事争論です。
 
最近の地上波テレビと大新聞の言ってることは今に始まったことでは無いですが、ひどいですね!
全く、ある一方側からしか見ていない、偏った報道ばかりで国民をそっちの方に洗脳したい力が明らかに働いているとしか思いようがありません。
 
私の情報源は、ほとんど「朝日ニュースター」及び「日経CNBC(ここは経済問題しか見ませんが)」と言うケーブルテレビの番組ですが、それプラス分からないことや確認をインターネットや信用置ける人の著書などで独自に調べて物事の本質を見極めています。
 
そうすると、如何に地上波テレビと大新聞が嘘ばっかり言ってて、ほんとに国民が知らなければいけない大事なことを伝えていないかが分かります。
 
皆さんはそんなことしてる時間的余裕も無いでしょうから、これからもなるべく本当のことを噛み砕いてわかり易く皆さんにお伝えしていきます。
 
今回は、今、話題になっている3つの嘘とこれから世界の経済がどうなっちゃうのか?日本の生きる道についてお伝えします。
 
①小沢VS検察・メディア
 
そもそも、検察なんて言う組織は、アメリカイルミナティの下部組織で、昔からろくなことやってないんですが、今回の石川議員(元小沢秘書)の逮捕劇は驚きました。
明らかに検察の横暴としかいいようが無いですね。
そして、それを応援するがごとく、地上波テレビと大新聞がこぞって小沢批判を繰り返しています。
※もともとオーナーがイルミナティーの読売はしょうがないにしても、朝日までここのところの論調は小沢批判に傾いてきている
 
皆さん今回の事件は、「なんか小沢が又、土地取引がらみでゼネコンから献金受けて悪いことしてるみたいだぞ!」ぐらいしか認識ないでしょうから、何がいったい問題なのかをわかり易く解説しますと
 
今回の嫌疑は、政治資金規制法の虚偽記載(政治資金収支報告書に嘘の記載をした)です。←先の大久保秘書逮捕の時と同じ全くくだらない容疑
 
事実は、
1、2004年10月29日午前と言っているがそれ以前に小沢個人が陸山会(小沢一郎の後援会組織)に4億円を入金←これが検察側は収支報告書に記載が無いと言ってる。
2、2004年10月29日の午後に銀行が陸山会(小沢一郎の後援会組織)に4億円を入金(陸山会は法人では無いので、小沢一郎の名義で土地購入目的で銀行から借入している)
3、同日、世田谷の土地を小沢事務所が集会などを行う政治利用目的で陸山会が購入
 
ここで1は、世間一般でよく行われている繋ぎ資金と言うもので、銀行の融資が間に合わないので、便宜的に小沢個人が一時期、金を融通しただけのようです。
それを検察は、合計で8億円の入金が合ったにもかかわらず、4億円しか記載されていないと言ってるんです。
※当初新聞では、4億円の不記載があったとしか書かれていなく、全くこの部分での説明も中途半端←検察リーク情報を鵜呑みにして何の検証もせずに書いている証拠
 
最終的に陸山会には土地購入の為の4億円しか残っていないのに、なぜダブルで8億円の記載をしなければならないのか?
そもそも虚偽記載なんて小さな問題で、現職の国会議員(石川議員)を逮捕すること自体おかしい。
しかも、議員が逮捕されると公民権剥奪と言う重いおまけまでつけて、強制捜査までして、3人も逮捕している。
 
検察の思惑は、
1の小沢個人の4億円の出どころが、東北地方の公共工事にからむ水谷建設からの裏金(水谷の幹部が5000万円渡したと供実しているらしい)が充当されているんでは?
その裏金の資金洗浄に今回の土地取引が利用されているので?
と言うところを明るみにしたいようですが、18日から始まる通常国会の前に政治資金規制法で捕まえておいて、ゆっくり調べようと言うのが腹のようです。
※国会が始まると許諾請求を出して国会で承認されないと、国会議員を逮捕できない。又、時効の時期が3月に迫っているからです。
※この部分でも、テレビ・新聞は、「石川議員が自殺するおそれがあった」なんてことをまことしやかに伝えているが、全くの嘘。←真実は番記者が聞いてきたので、検察の担当者は「まあそう言うこともありうる」と言った程度。
 
問題は、なぜ政治資金規制法なんて言うザル法と呼ばれている立証するのが極めて難しいもので捕まえるのでは無くて、公然とゼネコン汚職の贈収賄とか、斡旋利得罪とかで捕まえないのか?
 
それは、簡単な理屈で、当時小沢は単なる野党議員であって、与党や官僚でもあるまいし、公共工事を優先的に回す力なんてあるはずも無いし、【職務権限】が無い(★このことが重大なキーポイント)ので、贈収賄だの斡旋利得罪は成立しないからです。
 
これは、先の西松建設での事件でも同様で、西松の国沢前社長は「公共工事が欲しかったので(小沢氏側への)献金を続けていたが、まったく工事を回してもらえないため、このまま献金を続けていても無駄だと思い、2つの政治団体を解散するに至った」と証言していて、東北地方での公共工事が、実際、西松建設側にほとんど斡旋されていなかったのです。
そして、その西松事件の公判でも、検察はさんざんメディアを使って「天の声」があったとアピールしまくりましたが、裁判長はその「天の声」の存在と、公共工事との因果関係については事実認定は出来ないと判決が下されています。
結局、政権交代しようと言うあの微妙な時期に騒ぎに騒いで、小沢代表を引き摺り下ろすことまでやっておいて、何にも出てこなかったと言うのが、西松事件の顛末であり、検察のメンツが丸つぶれになっているのが今のところの状況なんです。
 
もっと怪しいのは、水谷の幹部(当時の社長)が5000万円渡したと証言したと言うのも、この人は現在、刑務所に服役中で、一般的に服役中の者の言うことは信じるなと言うのが捜査の常道なんです。
 
しかも、この水谷建設と言うのは、福島県知事であった佐藤栄佐久氏の逮捕劇の時にも関わっています。
この事件は、作られた福島汚職事件と言われ、当時、この知事は福島の原発誘致、道州制について政権与党(当時の自民党)と真っ向から対立し、戦う知事として、県民から圧倒的支持があったにも関わらず、でっち上げの水谷との汚職容疑で逮捕されました。
※去年、この事件の判決がおりているが、ほとんど無罪に近い有罪判決(土地取引で市場価格より高い価格で入札した疑惑だったが、最終判決はそれは市場価格どおりで、土地取引をしたこと自体が悪いとかのわけの分からない判決)で終わっている。
そして、この知事が自ら書いている自叙伝「私は検察に殺された」で、克明にあったことの事実が書かれていて、その裏には、原発の問題で電力会社=又、電力会社かい!=が一番困ったそうで、廃棄物の処理場などでも一人で仁王立ちして止めてたのが佐藤さんで、電力会社からも「佐藤さんを何とかしてくれないと原子力行政進まないよ」と言われ、「この知事の存在は日本にとって宜しくない、いずれ抹殺する」と東京地検特捜部の検事にはっきり言われたそうです。
 
 
いったいこれは、何なのか?
 
虚偽記載だったら、自民党時代の国民政治協会(年間数十億の金が流れていて、ゼネコンが「これは○○議員に渡してください」と平気でやっていた)の方がよっぽど問題だし、
裏金や汚職や贈収賄だったら、【職務権限】のあった(前)二階経済産業大臣の地元の和歌山2区で、独占的に西松に公共工事が受注されていた問題の方を真っ先にやるべきだし、
役人が現職時代に自ら作った天下り先(6400あると言われている独立行政法人)に天下って、ろくな仕事もせずに年間報酬2000万円ももらっているやつらがごろごろいる問題は、正に汚職であり、犯罪以外の何物でもないし、
6000億とも1兆円とも言われる負債を抱えたJALが自民党政権に言われるまま、ぺんぺん草の生えているいっぱい作っちゃった地方空港へ、アメリカとの貿易摩擦解消の為に買わされたボーイングジャンボジェットをお客がいないのにばんばん飛ばしていた問題の方が、まさに巨悪が潜んでいるし、当時のJALの幹部や国交省の役人や族議員を国家背任罪で捕まえるぐらいやったら褒めてやるのに・・・・・・・・・・・・・・・
 
兎に角、今の検察のやってることは、全体から見て、ほんとに一部だけのつまんない問題に固執した、明らかに公平性を欠いたものだとしか言いようがないんです。
★やるんなら一部だけやんないで全部やれよ!!!!って・・・・・・・
 
そして、メディアも見事にそれに乗っかっちゃってる・・・・・・・・今週からの国会審議は紛糾するでしょうなあ、予算編成どころじゃなくなっちゃうでしょう!これから2番底が来ると言われている大事な時期に、そんなことやってる場合かよ!そんな国家を揺るがすようなこと検察がやっていいのか?
 
これも結局、西松事件と同じように公判が長引いて、何が何だか分からないまま尻つぼみ(元々虚偽記載の容疑での公判しか出来ないので、公共工事にからむ水谷建設から裏金献金があったのか?今回の土地取引にそれが使われたのかなんて、西松問題と同じように証明できるわけが無い)になって、小沢は何だか分からないが悪者だと言うイメージだけが、国民の間に残ってしまう・・・・・・・・・・
検察及びその裏で糸引いてるやつの狙いがそれならば大成功だが・・・・・・・・・
 
民主党が、聖域になっている検察・検事総長の人事の問題に手をつけようとし、捜査の可視化(取調べをすべてビデオに録る)の法案を今度の国会で通そうとしていることと関係があるのか?
 
鳩山総理の問題しかり、今年の夏の参院選に向けて、何としても民主党を失脚させたいやつがいる、何か大きな力が働いている、と思っちゃうのは私だけでしょうか?
 
長くなっちゃったので、②普天間基地問題でアメリカが怒っている、米軍基地が抑止力の嘘 ③温室効果ガス25%削減は行き過ぎだの嘘(世界はこの分野でスマートグリッド(米国シリコンバレーが世界標準で突っ走っていて完全に日本は置き去り)を初めとして飛躍的な進歩を始めようとしているのに、既得権益にしがみついて世界の電力自由化のビックウェーブを無視している【電力会社】と【経産省・経団連のガラパゴス人】が日本を滅ぼそうとしている=おかげで5年前に太陽光発電世界シェアトップだったシャープは13位に転落、太陽電池もそのうち抜かれる) 世界の経済は今年本格的な底が来る、日本の生きる道 については又、報告致します。