やっぱり出ていたストロンチウム(猛毒プルトニウム)2011.12.31

皆さん、年末の大掃除で、忙しいだろうけど、特に窓の外を吹く時、網戸に溜まった埃を掃除する時に、何万ベクレルが体に入ってくる可能性があるので、必ずマスクをして頂戴よ!
 
あ~あ・・・・この年末に内部被爆者が激増するんでしょうなあ・・・・・・・いたたまれません。
 
そんでもって、やっぱり出てました。ストロンチウムが!やっばいす・・・・・・・今日は、いろんなことがあった2011年の締めくくりとして、政府が隠している驚愕の事実をお伝えします。
 
セシウムだけだったら、まだ救われたんだけど、ストロンチウムはほんとにやばい。
 
なぜやばいかと言うと、セシウムの場合は、ガンマ線とベータ線が半分づつ出てくるんだけど、なんだかんだ言って体内に取り込んでも、110日程度で半分は対外に排出されてしまう。
  
※もっとも毎日摂取したらたったの500ベクレル(現在の国の暫定基準値がほとんどの食品が500ベクレル/kgで1日2kg食べたとして1,000ベクレル)でも、1年半ほどで70,000ベクレルが溜まったままになってしまい、980マイクロシーベルト浴び続ける
(約1ミリシーベルトだが、いっくら調べても、このベクレルをシーベルトに換算する実行線量係数と言うものは、人が1生の間に浴びる積算量となっているだけで、約200日で対外に排出されてしまうセシウムの場合、食べ続けたらどうなるかがどこにもはっきりした記述が無い→相当の時間使って必死に調べたんだけど出てこない・・・・・これだけは公開させないようにしてるんでしょうなあ・・・・・・・・)
 
でも普通に考えて直線的に徐々に対外に排出されるとすると最初の日は倍の強さの放射線を浴びていることになるので、1日当たり0.005ミリシーベルトの倍0.01ミリシーベルト×365日で3.65ミリシーベルト/年間)を浴び続ける。そして、これは大人の場合であって、子供の影響はその5倍なのでとっても恐ろしいことになるのだが・・・・・・
(ベクレルは放射能核種(ヨウ素・セシウム・ストロンチウム・プルトニウムなど)がガンマ崩壊・ベータ崩壊・アルファ崩壊して1秒間に放つ放射線の量=放射能核種の量、シーベルトはその放射線が人体に及ぼす影響の強さ)
 
ところが、ストロンチウムの場合は、一度摂取したら、50年はほとんど骨に溜まり続ける。だから、1日たったの500ベクレルでも、1年間で182,500ベクレル=約50ミリシーベルトを浴び続ける。
 
そして、セシウムは1ベクレルで500~600keV(eVとは電子ボルトでエネルギーの強さ)に対し、ストロンチウムは1ベクレルで4,200keVのベータ線を放ち、たったの数10evのエネルギーで化学結合している細胞の分子を確実に破壊する。
 
皆さん、何度も言いますが、年間1ミリシーベルトの低線量被爆でも、京大小出教授によると10万人に40人が死ぬ。セシウム3.65ミリシーベルトで146人(子供は730人)、ストロンチウム50ミリシーベルトで2,000人(子供は1万人)死にます。
 
政府は全くこのストロンチウムのことを隠していて、実際、このストロンチウムはベータ線しか出さず、ほんの数ミリしか飛ばないので、普通の計測器では計測なんて出来やしない。ましてや、政府の毎日公表している各地のモニタリングポストは新宿は地上18メートル、仙台は30メートルの位置でしか計っちゃいないので、セシウムの出すガンマ線でさえ過小評価された値しか公表していない。
ましてや、個人で買った中国製の1~5万円までの安物計測器じゃーその値自体の信頼性が無いし、ベータ線自体の存在さえ見つけることが出来ない。
 
仮に、地上1メートルの値を運よく正確に測れたとして、それが0.05マイクロシーベルトで「日常浴びている放射線の量と変わりませんよ」なんて言ってるのを、テレビでよく見かけるんだけど、こんな国民を欺く猿芝居にみんな騙されちゃ駄目です。
 
放射線の強さと言うのは距離の2乗に反比例するので、1メートルの位置と1cmの位置では100倍の2乗で1万倍なので、1メートルで0.05マイクロシーベルトだったら、1cmでは500マイクロシーベルトになってるってこと。如何に内部被爆が恐ろしいかと言う事です。
 
全くの隠蔽体質と戦時中のような大本営発表が今も続いている!!!!酷いとしか言いようが無い・・・・・・・・・・・・・
 
ところが、アメリカさんはちゃんとこのストロンチウムの値を計っていました。それもアメリカ大使館のある目黒区で。
 
 
そしてこの値が尋常じゃ無いと言う事が分かっちゃいました。
 
************米国エネルギー省(DOE)と国家核安全保障局(NNSA)が行った、事故当初のモニタリングデータ(空間線量)*******
3月18日pm2:05 Sr89→610,472Br/m3、Sr90→69,715Br/m3、Sr91・92→297,159Br/m3
3月30日pm4:05 Sr89→65,032Br/m3、Sr90→6,486Br/m3、Sr91・92→42,297Br/m3
4月1日pm10:05 Sr89→25,913Br/m3、Sr90→9,306Br/m3、Sr91・92→32,291Br/m3
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この3日間しか公表されていないが、この3日間だけでもなんとその総計値が116万ベクレル/立方メートルと言う事になり、これを東京の人全員が吸ったと仮定すると、すでに193ミリシーベルトを発し続けるストロンチウムを骨に蓄積していると言う事。
 
そして、当然、この3日間だけじゃなく、3月18日から4月1日にかけて、徐々に減っていっているけど毎日相当量が降って来ていたことは押して知るべしなので、その累積量は10倍以上でしょう。
 
別のサイトを見ると、福島原発から飛散した放射線核種31種の量は、主なもので、プルトニウムが1兆2254億ベクレル、ヨウ素が16京1780兆ベクレル、ストロンチウムが2140兆ベクレル、セシウムが3.3京ベクレルとなっているので、猛毒プルトニウムも相当量飛散していることが分かる。先のNNSAの調査でもプルトニウムが広範囲に計測されている。
 
この猛毒プルトニウムは、アルファ線(数10ミクロンしか飛ばない)を出し、ベータ線に比べて、同じ吸収線量でも人体に20倍の影響を与えるもので、経口摂取(食べ物と一緒に取り込んだ場合)は、不溶解性なので、ほとんど消化管から取り込まれずに排出されるんだが、吸入摂取(空気と一緒に肺に取り込む)された場合、長時間肺に留まり、その微粒子がリンパ節や血管に移行し、最終的に骨や肝臓などに数十年間沈着するため、肺がんや骨ガン、肝臓がん、白血病などの要因になる。
 
マーチンの試算では、福島原発から飛散した総量から、この猛毒プルトニウムがストロンチウムの0.06%飛んできているとした場合、それにプルトニウムの吸入摂取実行線量係数(ストロンチウムの約5,000倍)を掛けると、そのシーベルト数は約800ミリシーベルトになる。
 

よって、
セシウムの経口摂取で3.65ミリシーベルトを浴び続け
ストロンチウムの経口摂取で50ミリシーベルト、吸入摂取で8ミリシーベルト(193ミリシーベルトを50年間で浴びるとして、1年平均4ミリシーベルト、最初の1年は少なくてもこの倍と考えて)を浴び続け
猛毒プルトニウムの吸入摂取で32ミリシーベルト(800ミリシーベルトを50年間で浴びるとして、1年平均16ミリシーベルト、最初の1年は少なくてもこの倍と考えて)を浴び続ける
その合計値は、なんと94ミリシーベルトを浴び続けることになる。
1ミリシーベルトで10万人に40人ってことは、94ミリシーベルトで10万人に3746人が死ぬ(子供は18,740人)。これを東京の1,300万人だけで考えても、48万人(子供は243万人)が死ぬ。

おそらく、東日本でこの5倍の人が死ぬことになるでしょう。

内部被爆が如何に恐ろしいか!その一端が垣間見れる記述があったので、ここに記します。
 
********************************低線量被爆の恐ろしさ(以下引用***********************************
LNTモデルの他に100-200mSvというしきい値以下は統計的に有意なガン発生が見られないというしきい値仮説や、むしろ健康に良いというホルミシス仮説がある。微量であれば逆に良い作用を示す生理的刺激作用あるとするホルミシス仮説は1982年のトーマス・D・ラッキーのNASA委託研究にはじまる。ゾウリムを鉛板で遮蔽して自然放射線を遮断すると活性が落ちることからの類推だ。いずれも特定の条件下でしか証明されておらず、原発村が好む説である。この説を採る学者は重松逸造や長瀧重信のような御用学者とみてよい。

電力中央研究所の服部禎男もからめ捕られた。疫学の専門家アリス・スチュワート医師の調査結果は、放射線に無害な量はないことを示しており、バックグラウンド放射線や低線量条件下において引き起こされた癌の数が放射線防護委員会によって軽視されていたことを示した。

カナダ原子力公社の研究所のアブラム・ペトカウ博士が1972年、マニトバにあるカナダ原子力委員会のホワイトシェル研究所で「液体の中に置かれた細胞は、高線量放射線による頻回の反復放射よりも、低線量放射線を長時間放射することによって容易に細胞膜を破壊できる」ことを実験で発見した、このペトカウ効果は凸曲線(べき乗曲線)を描く発見した、ペトカウ効果は低線量で凸曲線を描くことは一般に知られていなかったが死にいたる虚構-国家による低線量放射線の隠蔽-Deadly deceit』ジェイ・M・グールド、ベンジャミン・A・ゴルドマン(著)/肥田舜太郎、斎藤紀(訳)/PKO法「雑則」を広める会や『人間と環境への低レベル放射能の脅威―福島原発放射能汚染を考えるために―』ラルフ・グロイブ、アーネスト・スターングラス[著]、肥田舜太郎、竹野内真理[訳](あけび書房)で日本にも紹介されるようになった。

政府委員を辞職した小佐古敏荘東大教授がまだICRPを信じて政府側の立ち位置にいたころ、審証人としてかかわった福岡高裁判決全文4につきのような記述がある。

ジェイ・M・グールド及びベンジャミン・A・ゴルドマンは、共著「死に至る虚構・国家による低線量放射線の隠蔽」(甲七三)の中で「チェルノブイリ惨事の統計的観察によって、データからいえば、低線量持続的内部被爆は影響が小さくなるわけではなく、むしろ、高線量瞬間被爆と比べて線量がゼロに近づく境界付近でかえって影響が強い。」「ペトカウ博士は、低線量放射線が高度に毒性化した遊離基(フリーラジカル)と呼ばれる酸素分子を生成し、それが高線量率の時よりも、低線量率の場合に一層、効果的な細胞膜破壊をもたらすことを実験してみせた。それより2,3年前、T・ストック博士と共同研究者達は、超低線量のストロンチウム90は高線量の時よりも、ラットの骨髄をより効果的に障害することを観察した。ペトカウの理論は、高線量X線への瞬間被爆や原爆のγ線への瞬間被爆と比べ、フォールアウトの低線量放射線に長時間被爆した時に極めて重篤な免疫機構の障害が生じることを説明している。」「ストロンチウム90は化学的にはカルシウムに似ているため、成長する乳幼児、小児、思春期の男女の骨髄の中に濃縮される。一度、骨中に入ると、免疫担当細胞がつくられる骨髄に対し、低線量で何年にもわたって放射線を照射し続ける。ストック博士と彼の協力者は、1968年、オスロー癌病院で、たった10ないし20ミリラドの小線量のX線が、恐らくフリーラジカル酸素の生成を通じて骨髄増結細胞にはっきりした障害を作り出すことを初めて発見した。」と述べている。

内閣官房参与に任命されていた小佐古敏荘東大教授が辞任したのを見るとその後、ペトカウの理論に趣旨替えしたようだ。

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なにやら難しい文章で、部分的にしか解釈できないけど、涙を流しながら「私の子供に20ミリシーベルトを浴びせることは出来ません」と言って、それまで原子力村の1員だったにも関わらず、内閣官房参与を辞職した小佐古さんは本当のことを隠し切れなかったって事なんでしょうなあ・・・・・・・・・・・・・・・・

こういう内部被爆の恐ろしさをIAEA(国際原子力機関)やICRP(国際放射線防護委員会→こいつが100ミリシーベルトでも目立った影響は立証されていないとか、年間1ミリシーベルトを浴びていい敷居値だとか言ってるどうしようも無い機関)など、原発を推進するために出来た機関は絶対言わないし、日本政府もその片棒かついでいるので、永遠に真実を語る日は来やしません。

 

それどころか、「冷温停止状態」(冷温停止じゃなくて状態って、なんなんだよ!)の宣言をし、福島の20ミリシーベルトの地域を帰宅準備地域にしちゃうわ、債務超過していて実質潰れている東電を原子力支援機構から7,900億円の融資(融資と言っているがこれは国民の税金を使った贈与)をする、もう政府のやってることはめちゃくちゃ!!!!
  
そして、その20ミリシーベルトの地域の避難住民に対し、如何にも将来戻れるような期待を持たせておいて、全くちゃんとした保障もしようとしないで、原発をインドやベトナムに輸出しようとしている。
 
戻れるわきゃないでしょう!!!!
 
外部被爆線量で20ミリと言う事は、その地域で内部被爆したらその線量は8倍なんだから!!!!
 
この非難している人に払ってるのはなんと1ヶ月10万円だけ、しかも着の身着のまま出てきちゃってるので、生活必需品を取り揃える金なんかありゃしない。
 
早く東電の持っている送電網を民間にうっぱらって、その金で福島の人達の家を全部政府が買い取って、さらに農業や自営業の出来る環境を作ってやるとか、就職支援を全面的にサポートするとかしなきゃ駄目でしょう。
 
さらにベラルーシではたったの0.5マイクロシーベルト/hrの地域を強制避難地域に設定しているので、その基準で言ったら、周りの県や、茨城・栃木・群馬の人達だって、首都圏だって、ホットスポットと呼ばれている地域は今直ぐ非難しなければならない。
 
18メートルや30メートルじゃなくてちゃんと計ったら、この地域が尋常じゃ無い広範囲になる可能性がある。
 
せめて食品の全数検査、網の目のほんとの外部被爆線量を公表くらいちゃんとやれよって!!!!!でなきゃみんな死んでしまう。
 
我々に出来ることは、政府に圧力をかけ続けること。(→昨日、テレビに出ていたけど、俳優業を捨ててまで、福島の為に戦っている山本太郎はえらいねえ)子供はなるべく疎開させること。豆乳ヨーグルトを飲んで自分の身は自分で守ること。
 
皆さん、原発国民投票をやるための署名活動には参加しましたか?これ以上、やつらの好き勝手をやらせちゃ駄目です。
 
みんなで声を上げ続けましょう