いつまで隠蔽するんかねえ~2011年5月29日

皆さん、最近なんか体の調子悪くなって無いすか?

 

原発は今、テレビ・新聞・政官財の大プロパガンダで「メルトダウンしてたけど、今、温度は下がってきてるから安心です」なんて、今頃になって発表して、ほんとのところどうなのか?福島の住民は安全基準を20ミリシーベルトにされちゃたけど大丈夫なのか? この夏の電力は足りるのか?って、みんな分からなくなってると思うので、事実をお伝えしておきます。
事実は確実に福島の子供が死んでいくってことと、既に東京の放射線量も約2倍になっていて、政府・東電・官僚・学会・マスコミ(悪のペンタゴン)の言っている「今すぐ大きな問題が発生する量では無い」は密室の犯罪行為であり、正気の沙汰では無いと言う事、電力量は今すぐ原発全部止めても全然問題が無いと言うこと、津波対策をやれば安全だは全くのでっちあげ→女川・福島第2原発はたまたま運が良かっただけってこと。
 
そして、先週の月曜日23日の日に、参議院「行政監視委員会」で、京都大学 小出教授(原子力は大変貧弱な再生不能エネルギー、六ヶ所村・もんじゅの再処理技術は壊れている)、元東芝の格納容器の設計者 後藤博士(過去に制御棒がうまく入らなくて、再臨界を起こした事故が頻発していて、今回はたまたま運が良かっただけ)、神戸大学 石橋教授(今回の事故は津波で壊れたんじゃなくて、地震で壊れた→他の54機の原発すべて壊れる。日本は地球上で一番、原発の適さない場所で「地震おんぶお化け付き原発」)達の証言は衝撃的でした。みんなほんとの事を言っちゃうので原子力村から村八分にされていた人達です。
  
特に小出教授の最後に、ガンジーの7つの罪を引用して言っていた「理念無き政治」「道徳無き商業」「人間性無き科学」が印象的でした。→今の日本の姿を如実に現している。
 
この中継は残念ながらテレビでは放映されず(今のマスコミじゃ放映するはず無いが)、インターネット中継だけでしたが、開始15分でアクセスが集中して全く見られなくなったそうです。だけど今でも録画が見られるので、これをみんな見たほうがいい!そしてなるべく多くの人に伝えてあげて下さい。
→左側のカレンダーで23日をクリックし、行政監視委員会をクリックすると見られます
 
 
しかし、原発は「実は便所の無い高級マンションで、うんこ(使用済み核燃料→高レベル放射性廃物)が溜まり放題溜まっていて、この処理するところがどこにも無くて、この先10万年、この危険極まりない「うんこ」と付き合っていかなければならない→どっかの地中に「ここには危険な核燃料が埋められてます」って、立て札立てて地球上のあっちこっちに埋めてくってんだけど、3,000年前のピラミッドだってどうやって建てられたか分からないのに、たぶん1,000年もたたないうちにどこにどう埋めたのか分け分からなくのは目に見えている。
 
 
■まず、今、原発の状態はどうなってるのか?
 
①1・2・3号機すべて炉心溶融(メルトダウン)していて、燃料が圧力容器(炉心)の下に解け落ちている。
 
②更に2号機は、炉心の温度より、格納容器の温度の方が高くなっていて、炉心に穴が開いて、格納容器に燃料が落ちていることは間違いない。そして、格納容器にも穴が開いている。1・3号機も同様になっている可能性あり。→なぜかって、水が外に漏れていて全然溜まらないことが物語っている。
 
③それでも水を入れ続けないと、どんどん温度が高くなって行って、水がなくなると崩壊熱ってやつが2千数百度に達する可能性があり、格納容器は鉄製なので、それも溶かして燃料が外に漏れだす危険性が今でもくすぶっている。今後、更なる地震で水の供給システムが破壊された時が危ない。
 
④そんなこんなで、水を入れ続るわけだが、今まで10万トン入れて、大部分が原子炉建屋の下やピットに溜まっているらしいが、3割以上が行方不明。建屋の密閉性は知れてるし、地震であっちこっちひび割れている可能性があるので、高放射性物質が地下水や海に垂れ流されているのは間違いない。
 
更に原子炉に入れた水が水蒸気になって、今まで圧力容器の気圧が8倍以上になり、爆発を防ぐためにベント(外の環境に放射性物質を放出する作業→後藤さんも言っているが、こんなこと許されて言い訳無いのに、この危険極まりない行為をどれほどの人が認識しているのか?)を数回以上に渡って行っているのと、地震の影響や、水素爆発(1~3号機すべて)で、どっかの配管が壊れていて、かなりの量が空中にも飛散しているだろう。→これも現在進行形で駄々漏れ状態
※このままでは年内に垂れ流される水は20万トン以上になってしまう←どこへどう処理するのか?
 
⑤今、一番危険なのが4号機。こいつはメンテナンス中だったので、まだ使い切っていない燃料が大量にプールに残ったまま。
 何らかの事故(この先危ないと言われている3ヵ月後と1年後の大余震や、この夏以降の台風、竜巻)で、プールが破壊されて、水が溜まらなくなった時、何にも囲っていない燃料が外の環境にむき出しになり、放射性物質が駄々漏れ状態になる。
 
皆さん、原発1機でどれほどのエネルギーを持っているのか知ってますか?
 
原発1機で広島原爆の1,000倍です。福島第一でそれが4機も危険にさらされている・・・・・4,000倍です。
 
これが、環境に徐々に漏れ出している。
 
チェルノブイリはたったの1機だった・・・・・・この4機が環境にむき出しになって、水蒸気爆発や再臨界(特に1~4号機のプールにあるやつが危ない)が起こったら、ほんとに日本沈没です。
 
このにっちもさっちも行かない状態をどうやって収束させるつもりなのか?
 
先日、初めて、人間が1号機の原子炉建屋に入ったらしいが、2000シーベルト/hr(7000シーベルトで即死、3000で50%が死ぬ)と言う尋常じゃ無い放射能で、10数分間しかいられなかった。
 
東電は水の循環システムを作るって言ってるらしいが、まず駄々漏れの水の穴を塞がないとどうにもならない。そんなもの、兎に角、人間が中に入って作業しない限り作りようが無いので、ボルト1本締めるのに交代交代で30分かかるこの悪環境下で、誰がどうやって作るのか?
 
まあ100歩譲って、この先大事故が奇跡的に発生しないで、それが5年後に作れたとしても、大事なのは、その間、汚染された水や空気が確実に環境に漏れ続けると言う事。
 
■次に放射能って、どれほど危険なのか?
 
政府は、福島の周りの安全基準を今までの国の基準である1ミリシーベルト(年間)から、20ミリシーベルトにしちゃいました。**********<恐怖>**********
 
京大の小出教授
いわく、放射能と言うものはこの値だから大丈夫などと言うものは存在しないと言うのが、現在の科学の到達点で、例え1ミリシーベルトでも10万人に40人が死ぬ(これを原子力村は10万人に5人が障害が発生する可能性があると言ってる。そしてICRP国際放射線防護委員会が医療・自然放射能以外に浴びてよい上限に定めている)。
 
これが20ミリシーベルトと言うことは、その20倍、小出教授いわく10万人当たり800人が犠牲になり、更にこれは成人男性の基準なので、子供に至っては、その3~5倍、つまり5倍だとしたら、4,000人が犠牲になると言うこと。
 
これを政府やマスコミ・原子力村の御用学者たちは、「どうせ自然界から年間2.4ミリシーベルトは浴びているので全然問題ない」とか「X線のCTスキャンで6.9ミリシーベルトなんだから」とか「がんの放射線治療があるぐらいだから帰って良くなる可能性がある」なんてうそぶいているが、全部嘘。
 
まず、普通に浴びている自然放射線量は0.05マイクロシーベルト/hr(これも地域によって全然違うが)であり、これを24時間365日浴び続けた(こんなことはありえないが)としても438マイクロシーベルト/年間(0.438ミリシーベルト/年間)です。そして、CTスキャンや医療行為は一瞬であり、病気を治すために仕方なくやってるだけで、浴び続けるわけでも何でも無い。全く、科学的論拠も裏づけも何にも無いやつらが勝ってに言ってる混乱ネタです。
 
 
そして、年間50ミリが原子力の業務従事者が仕方なく浴びて良い限界。但し、5年間で100ミリと言う但し書きがあって、それで行くと年間20ミリシーベルトが限界。
つまり、原子力業務従事者があなた達はそれでお金もらってるんだから、仕方ないんだから20ミリまでは我慢しなさいと言っている数字を一般の庶民、それも子供までにも我慢しなさいと政府が言い出したと言うこと。
 
全く、酷いとしか言いようがありません。
 
政府の小佐古参与(この人は推進派であったにも関わらず)が涙を流しながら「私の子供に浴びせさせることは出来ません」と言って辞表を提出したこともうなずけます。
 
更に危険なのは、その外部被爆だけじゃない!
 
水を飲んだり、野菜を食べたり、魚を食べたりすることによる内部被爆がもっとも怖い。ヨウ素131は1週間ぐらいで半減しますが、セシウム134は半減期が2年、セシウム137は30年、プルトニューム239に至っては2万4千年(。←もっともこいつは猛毒物質なので、吸い込んだりしたら中性子を浴び続けるので確実に死にます)です。今の子供達がもし、それを体内に取り込んだら、大人になっても半減しかしない、とてつもない危険な環境の中に福島の子供達はさらされている と言うことです。
 
ちなみに、1回に浴びる量が100ミリ越えでがんで死亡する確率が上昇、500ミリでリンパ球の減少、1000ミリで吐き気などの急性障害、3000ミリで50%死亡、7000ミリで即死です。
 
又、小出教授いわく、3.11直後(水素爆発直後)に計った東京の放射線物質の空気中の量は1㎥あたり100ミリベクレルであり、この外部被爆線量は、2マイクロシーベルト/hrだが、これを1時間すい続けた場合の内部被ばく線量は20マイクロシーベルトで、東京のほとんどの人が吸っちゃってる と言っている。
 
※ベクレルってのは、放射性物質の個数であり、シーベルトってのはその放射性物質から発せられる放射能の強さのこと。これはヨウ素・セシウム・ストロンチウム・プルトニウムそれぞれで単位当たりの放射線量は違ってくる
 
これがほんとだとすると、
これが、ヨウ素だったらまだしも、セシウムとかをかなりの量を吸っていて、肺などに溜まっていたとしたら、たった1回の被爆で今後2年間以上(セシウム137の場合は30年以上)、内部被爆し続けると言う事。
 
※東京への3.11から約2ヶ月間の累積の放射線物質の降下量は、ヨウ素が85,000メガベクレル/km2、セシウム134と137が約14,000メガベクレル/km2(約半分づつ、実際はセシウム134はそれまで隠していたのか、4月24日以降のデータしか公表されていないので、それ以降のデータが137とほぼ同数が降ってきていることからの推測値)なので、全体が10万メガベクレル/km2として、セシウムが15%を占めている
→しかし、チェルノブイリ事故直後の日本のデータがたかだか月当たり1,000メガベクレル/km2、平常時が0.1~1メガベクレル/km2なので、この値が如何に凄いかが分かります。
 
 
仮にその時、セシウムが1㎥当たり20マイクロシーベルトの15%、3マイクロシーベルトを発する量を占めていたとして、東京の人全員が吸い込んで内部被爆したとすると、それに24時間かけて、365日掛けた被ばく線量は、26.3ミリシーベルト(年間)になってしまい、東京だけでも1,300万人いると言う事は、13万7千人が死に、子供に至っては68万人が犠牲になると言う事。
 
しかも、これはたった1回1時間だけ吸った場合の話で、その後、減っていると言っても、2ヶ月間、毎日ある程度の量が飛んできている。
 
これから、日本中でがん患者が急増します・・・・・・・・・・・・・それも尋常じゃ無いスピードで
 
政府の総務省で発表しているデータは、東京新宿で地上から18メートルの位置(これも何で18メートルなのか?)で計測されているデータで、0.07マイクロシーベルトだって言ってるそうだが、ちゃんと人の高さ1メートル付近で計るのが常識(当たり前の話で、放射能物質と言うものは重いし、地上に溜まっている放射能物質の被ばく線量を18メートルの高さで計れるわきゃない)で、それで計ると約倍の数値になっていて、これはあくまで外部被爆線量で、内部被爆はその10倍
 
と言うことは、すでに東京の人達は、3,11以降、今までずっと少なくても0.14の10倍、1.4マイクロシーベルト/hrを75日以上に渡って浴び続けているわけで、すでにその累計値は2.5ミリシーベルト、もし、仮にその10分の1でも、放射性セシウムを肺の中に溜め続けていたら、0.14マイクロシーベルト/hrを発生するセシウムが1時間ごとに2倍・3倍と溜まっていくわけで、仮に1日8時間吸い続けて、掛ける75日で累計600倍→84マイクロシーベルト/hrを発生し続けるセシウムが肺の中に溜まっている。
 
これに24時間×365日を掛けたら、なんと735ミリシーベルト/年間の放射線量を発し続ける放射性物質が肺の中にいるわけです。
 
そして、これが時間と共にどんどん増えていく、内部被爆と言うのは、かくもとてつもなく恐ろしいことなのです。
 
※自然界から普通に浴びている放射線0.05マイクロシーベルト/hrと言うのは、外部被爆だけの話し(主に宇宙から飛んできている放射線)であり、今回の事故と根本的に違うのがここ!!!!!
 →放射性物質の降下量の時系列データを見れば一目瞭然。
 
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【今回の2ヶ月間の累積放射性セシウム降下量は東京23区だけで621平方キロなので、これに14,000メガベクレル/km2を掛けると、なんと869万4千メガベクレル(8兆7000億個)が降ってきているわけで、これを1,300万人が一様に吸い込んだとすると、1人当たり67万ベクレル(67万個)、これをシーベルトに換算した内部被爆線量は、いろんな換算方法があって、それが付いた食物摂取の場合と空気を吸い込んだ場合と違うが、だいたいセシウムの場合1個あたり0.016マイクロシーベルトで、約10.7ミリシーベルト/時間→93900ミリシーベルト/年間となり、1ミリ/年間で0.04%の死亡確率なので、約3756%の人が死んでしまう。→全滅。
 
まだ、全部は吸い込んでいないで、そこら中の地面などに拡散しているとしても、仮に10%吸い込んでいるとしても376%、1%で37.6%。→いずれにしても子供は全滅。
 
恐ろしい!!!!全員がどう計算してもどうあがいても死にます。
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  納得できない人は下記で検証して見てください。
  私の計算が間違っていないことが分かります。
  ■ベクレルからシーベルトへの換算式
  ■放射線物質の各地域への降下量
  ※セシウム134は4月20日以降のデータしか無いが、それ以降はほぼ同じ量が飛んできているので、137の約7,000メガベクレルと同数と推測
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埼玉、千葉はその0.7掛けぐらい、茨城はその4倍、山形が1,3倍、なぜか福島が0.4掛け、宮城はデータが公表されていなく(公表出来ない数値になっているのか?)、岩手は0.1掛けのセシウムが降下している】
 
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こういう事実を、政府・行政・学会・財界・マスコミは絶対に公表しようとしない・・・・・・・・・・・・・・・・
 
ちなみに文部省のSPEEDDY(ちっともスピーディーじゃなかったが・・・・)のデータを見ると、福島の40キロ範囲(40キロつったって、いびつで 飯館村なんかは50~60キロだが)の内部被爆線量は3月12日~4月24日のたったの6週間で100ミリシーベルトで、胎児と幼児の年間許容量10ミリシーベルト/年間の10倍になっている。
 
このSPEEDDYのデータも公表してるんだか、してないんだか?全く話題にも上がらない・・・・・・・・マスコミは何やってるのか!!!!
 
東電から金もらってる地上波テレビ・大新聞に期待するのが間違ってるのか・・・・・・・・・・・情けない・・・・・・・・・・・・
 
 
 
■いまだに隠蔽体質が一向に直る兆しが無い
 
→最初に私が言っていた通り、原子力保安員の中村さんも「メルトダウンしている可能性を否定できない」と言っていたのに、その中村さんは飛ばされて、「一部損傷」なんて言うわけの分からない言葉に統一され、先週の金曜日、菅総理が初めて談話を発表したのが「メルトダウンを政府が隠蔽した事実は無いが、東京電力の間違いを政府が対応できず大変申し訳なかった」って言ってる。この原子力保安員と言うのは、れっきとした経済産業省の一部組織で、東京電力が飛ばしたんじゃなくて、飛ばしたのは官僚であり、行政の長である菅総理であることは間違いない。その中村さんの報道にアメリカを始め、諸外国は一斉に日本から引き上げた。
 
このメルトダウンと言うのは、実は恐ろしいことで、幸いにしてそうはならなかっただけで、へたしたら全部の炉が次々に連鎖反応してやられて、日本が沈没する事態が発生する可能性があった。
こういう政府・東電の隠蔽体質は、まるで、戦時中の大本営発表に反対する者を抹殺するがごとくです。
 
浜岡原発にしても、一説には、官僚・御用学者・電力会社にけしかけられて、他の原発を止めない為の人身御供にされたと言うのがもっぱらだし、防潮堤が完成して、安全が確認されたら再開するって言ってるし、全くのポーズであることは明らか。
 
→地震学者、石橋教授が言ってるとおり、浜岡を初めとして日本の原発は1,000ガル(地震時の加速度→揺れの強さ)にしか絶えられない耐震基準(これ以上の地震に耐えられる設計技術なんてものは存在していないので実現不可能)なのに、中越地震では1,500ガルを新潟の柏崎刈羽原発の直下で観測しているので、日本の原発は地震があったらことごとくやられる。
 
そして、これから東京直下型を始め、東南海連鎖巨大地震(静岡の浜岡原発・愛媛の伊方原発が確実にやられる)、若狭湾周辺(越前~舞鶴)は過去1829年丹後地震、1863年寛文地震、1891年濃尾地震、1948年の福井地震と立て続けに起こっている地震地帯で、活断層がものすごくいっぱいある(敦賀・美浜・もんじゅの真下にもある)空白地域であるにも関わらず、敦賀原発2機・美浜原発3機・高浜原発4機・大飯原発4機と合計13機も福井県に原発を作ってしまった。※もんじゅは高速増殖炉→20年に渡って1兆円以上の研究費を使って、全く使い物にならない金食い虫
 
石橋教授いわく、次の3.11が起こるのは若狭湾周辺。
 
これだけ危ないのに、政府はじめ「悪のペンタゴン」が言っている安全対策は津波の防潮堤だけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
極めつけは、先週から始まっているフランスサミットで菅総理が「日本は究極の技術を結集して、世界で類の無い安全な原発を作る」って、宣言しちゃった。
 
馬鹿につける薬は無いとはこのことです。
 
皆さん知ってますか?
 
今すぐ、原発全部止めたって、電力の供給量に全く問題がないってことを!!!!
 
日本の各企業のオフィースや工場には、自家発電装置を付けてるところがいっぱいあって、自家消費だけでは余ってしまうので売りたいのに、実は電力会社が買わないだけなんです。
 
その量は5,000万キロワットだと言われていて、この夏の足らない電力量はこれで賄えてしまう。
 
そして、最初、東京電力が計画停電を実施していたのに、突然やらなくなったのはこれを買い出したから。
 
更に、今、止まっている火力発電所や水力発電所を一時的に復活させれば、今の原発の発電量は完璧に賄えてしまう。
 
もうひとつ言うと、それでもぎりぎりだと言うなら、要は夏場の昼間のピーク電力の問題だけなので、そんなもの昼間の大口需要企業ユーザーの電気料を普段の2倍ぐらいに上げて、その分、夜間を安くすれば、企業だって馬鹿じゃないので、工場の稼働時間を夜間にするとか必然的にするので、その対策を取れば全く問題ない。
 
 
又、これもテレビ・新聞では一切報じられないが、ちょっと心ある人達がツイッターなどで呼びかけたら渋谷で1万5千人も集まってしまった。 とか、世田谷でも1万人規模の集会があったり、あっちこっちで原発反対の集会が開かれているのに、何とかそう言う盛り上がりを阻止しようとするマスコミや行政・金もらっている電力会社に握りつぶされている
 
→これだから日本のマスコミは全く信用できないんです。
そんなことが世の中で起こってるなんて、誰も知らない。
日本のジャーナリスト魂はどこへ消えちゃったのか?
こんなんんで日本が良くなるわけが無い!!!
 
 
要は未だに暗躍している政府・経産省・財界・御用学者・マスコミの悪のペンタゴンとその利権に群がる電力会社・族議員・どっぷり甘い汁に使っている原発周辺の毎年5,000億円もの金を食いつぶしている人達が言っている大プロパガンダなのです。
 
 
原発3法(電源3法交付金)によって、原発を作れば地元に潤沢な金がばら撒かれて、必要の無い公民館だの道路だのが作られて、そこに従事する雇用が生まれて、土建屋が儲かって、その恩恵にあずかれる人がいっぱい出てくる。
 
過疎化が深刻な地方にとってこれほどありがたいことは無い。
 
ようはダムや空港と同じ利権構造の最たるものがここにある。長い自民党政権で作られた癒着の産物が原発なのです。
 
だから、そう言う金を全部合わせたら、原発は他のどの発電方法より、実は一番高いのが原発。そして、ひとたび今回のような事故が起こったら、東京電力のような超大企業が一瞬ですっ飛んでしまうような金がかかってしまう。
 
そして、なによりダムや空港は止めちまえばそこで終わるんですが、原発は今後数十年間その後処理を続けなければならない。
 
金の問題もさることながら、ひとつ間違えたら、人類の生存の問題に発展し、日本自体が沈没してしまう。
 
格納容器の設計者 後藤さんの言ってるとおり、シビアアクシデントの起こったときに、それを許容出来るか?出来ないか?
 
許容出来ないんだったら、そんなものは技術でもなんでもない。
 
嘘で塗り固めて、そんな技術として成り立たないものを日本国はこの地震大国に54機も作ってしまった。
 
政府・東電を始めとする原発推進に関わったすべての者の罪は計り知れない。
 
最後に小出教授の言っていたガンジーの7つの罪(ガンジーの墓に刻まれている)で今回の多事争論を締めさせて頂きます。
 
①理念無き政治→長く続いた自民党政権と官僚組織、そして今の民主党政権
 
②労働無き富→特権階級の私利私欲だけで利権をむさぶる人達
 
③良心無き快楽
 
④人格無き知識
 
⑤道徳無き商業→東電を始めとする全電力会社
 
⑥人間性無き科学→原子力村の科学者達
 
⑦献身無き宗教
 
 
東北地域の2万人以上の犠牲者の方々のご冥福をお祈りすると共に、これ以上の犠牲者が増えないことと、日本が滅んでしまう前に、何とか福島が終息に向かい、日本の原発のすべてを一刻も早く停止させて、自然エネルギー大国へ脱皮し、復活することを切に願って止みません。