8月23日

涼しくなってきたと思ったら又、暑さ復活ですなあ~
しかし、秋風の到来と同時に、原発も何とか落ち着きつつあるみたいだし、なんて大きな勘違いしていませんか?
 
テレビ新聞ではほとんどシャバで起こっている大変な事態を報道しようとしていないし、まるで国民にこの事を忘れさせようとしているがごとくに写りますが、政府・行政の怠慢とほんとのことを伝えようとしていないメディアを絶対に許してはいけません。
 
東大アイソトープ研究センター所長の児玉龍彦教授が衆議院厚生労働委員会で国の対応に「満身の怒り」を表明しました。
 
要旨はこう
①今回の原発事故でばら撒かれたセシウムの量は広島原爆の20個分、残存量は100倍。つまり、2,000倍の広範囲土壌汚染をもたらした。
 
②総量が少ない場合は特定の人への影響濃度だけ見ればいいが、総量が多い場合は非線形流体力学で証明しなければならないので極めて複雑→例えばある地点の放射能汚染度が下がっても、必ずその他の水が集まるところに濃縮されたり、食物連鎖によって集積されているので、網の目のように点ではなく、面での数限りない測定が必要。
 
③稲わらの問題は、ゲルマニュウムガイガーカウンターが20台米国から提供されていたのにも関わらず、英文の解説書が市では分からなくて使っていなかったり、もっと安い半導体での測定器がたくさん開発されているのに、政府は全く徹底的な調査を怠っていた為に起こった。なぜ政府はこのことにお金を使わないのか?
「3ヶ月経っても、そのようなことが全く行われていないことに、私は満身の怒りを表明します!」
 
④内部被爆に関しては、何ミリシーベルトとかと言う形で言われているのは全く意味が無い。ヨウ素131は甲状腺に集まり、トロトラストは肝臓、セシウムは尿管上皮・膀胱に集まる。これらの集積点を見なければ、全身をいくらホールボディースキャン(体の上から測定器をかざして計る行為)しても、まったく意味が無い。
 
⑤トロトラストは1930年ごろから日本でも造影剤として用いられたが、その後、20~30年経つと25%から30%の人に肝臓がんが発生している。
 
⑥ヨウ素は甲状腺に集まり、小児のような成長期の集積が特徴的。1991年にウクライナで甲状腺がんが多発しているとき、日本やアメリカの学者はネイチャーにこれは因果関係が分からないと投稿(1986年以前のデータが無いから統計学的に有意ではない)したが、20年後に86年のピークが消えたためにその優位性がやっと証明された。
だから易学的な証明と言うのは全部の症例が終わるまで証明できないので、今、我々に求められている子供を守るという観点からは、化学物質の効果を見る、全く違う方法が求められている。
 
⑦福島昭治先生がチェルノブイリでウクライナの医師と500例以上の症例を集めた研究成果は、尿中に6ベクレルパーリッターと言う微量の放射線内部被爆で、P53と言う遺伝子の変異が非常に増えていて、増殖性の前癌状態、NFカッパーBの活性化と増殖性の膀胱炎、かなりの率での上皮内の癌が出来ていることが報告されている、
 
⑧愕然としたのは、福島の母親の母乳から2~13ベクレル、7名から検出されている。
※もっと言うとこの母乳汚染は福島だけの話ではない。4月21日茨城・埼玉・千葉・東京の母親40名の調査では合計9名検出されていて、茨城在中の母親からセシウムが8ベクレル、東京三鷹の母親から4,8ベクレルなど至る所で被爆は広がっている。
又、先日8月17日に政府から発表された福島県の子供1150人調査(3月下旬)で45%の子供が甲状腺被爆をしていることが発覚。しかもこれも先のホールボディースキャンをしただけの話なので、どれだけ甲状腺組織に濃縮されているのかなど全く分からない。そして政府はそののどの上からちょこっと測定器で測っただけのシーベルト数で「問題ないレベル」とほざいている→なぜ4ヶ月以上もたった今頃になってこんな発表をしているのか?その時点でちゃんと発表していればその後の4ヶ月の被爆は防げたかもしれないのに・・・・・
 
★これはもう犯罪行為以外何物でもない★
 
⑨20キロから30キロと言うわけ方は全く意味が無く、幼稚園ごとに計っていかないと駄目なのに、比較的海側の線量の低い地域から、30キロ圏内だからと言って、わざわざ毎日100万円かけて1700人の子供を飯館村に移送している。「このような事態は一刻も早く止めさせてください!」
※飯館村は今でも4.7マイクロシーベルト(政府発表、隣の浪江町は14,7マイクロシーベルト。一時期は200~500マイクロシーベルトが観測されていて、雨どいの下、滑り台の下、側溝など水が溜まりやすい所に濃縮されているのは間違いない)
 
などなど、全く持って酷いとしか言いようが無い政府・行政の怠慢に怒りをぶちまけています。
 
こういうほんとのことを言っている人の証言をなぜテレビは取り上げないのか?なぜ新聞は書かないのか?
 
そんなことは尻目に、北海道泊原発3号機が営業運転再開。この高橋知事は経産省出身のきっすいの原子力村の村民。玄海原発の再開が、九電のやらせメールで失敗したので、政府が次期民主党首戦でごたごたしているその間隙を縫って、経産省とその忠実な子分によって、盗塁された感じ。
 
この高橋知事は、女性なのに子を持つ母親の気持ちをどう思っているのか?
 
この高橋知事の再開する時の言葉が唖然とする「政府が安全を保障してくれるので再開に踏み切った」だと?
政府の言ってる「安全」って、何なのか?地域住民をばかにするのもいい加減にしろって。
 
国民はそんなに馬鹿じゃない!既に住民の知事リコールの動きが始まっている。
 
安全だという嘘がばれて、電力が足らなくなると言う嘘がばれ、コストが安いと言う嘘がばれ、
次に何を政官財学報の悪のペンタゴンは仕掛けてくることかと思ったら、ついに本音が出た・・・・・・
先日のフジテレビの番組で自民党 石破政調会長が「もしもの時にいつでも原爆を作れる核の技術力があると言う事は、それ自体が抑止力になる」だと!
 
こいつらに取っては人の命なんてどうでもいいんだと言うことがはっきり分かった。
ひょっとしたら、今回のこの事故もほっとくことによって、人体実験をやつらはしてるのかもしれない・・・・・
 
これは戦いです。
 
政官財学報の悪のペンタゴンと国民との戦いです。
 
やつらは必死に自分達だけが潤うことが出来る原発利権と言う戦後最大最高の巨大利権を必死に守ろうとしている。
 
今、今井一さんらか中心となって、原発国民投票を始める動きがインターネットでうねりとなって来ています。
 
政府・行政・経団連・御用学者・メディアの馬鹿野郎どもに任せておいたらこの国は滅びてしまう。
 
悪の枢軸「電力会社」を解体し、送電網を民間に売り払い、その金で東北地方の復興と、利権を国民の手に取り戻し、スマートグリッド・再生可能エネルギーによる産業革命をこの国にもたらした時、地産地消での地域経済復活と膨大な雇用の創出、ウラン・石油・石炭・天然ガスなどの海外調達コストのGDP海外流出阻止による国民所得の増大***********************実はこのことが物凄い大きい経済効果だってことが、埋もれてしまっているが、今まで海外に払っていた膨大な資金が内部留保される=だから自然エネルギーのコストが多少高くったって全く問題ない、帰ってその投資資金が国内を駆け巡る効果(経済学で乗数効果と言って、投下資金の約2.3倍の経済効果が生まれる)とマネーサプライ(通貨供給量)の増大によるデフレ脱却が期待できるので、今の日本を救う救世主になる可能性を秘めている→しかも日本のような元々資源の無い国ほどその効果は絶大***************************
そして「気候の危機」「資源枯渇の危機」「経済の危機」を一気に解決する世界のうらやむ黄金の国になることでしょう!!!!
 
なんつっても、この国には第3次世界大戦の引き金になるであろうと言われている豊富な水資源と、地熱発電をやって下さいと言わんばかりの環境が整ってるんですから。
 
その為には、我々自身がこのことに目を光らせることと、原発推進に加担した知事をリコール(40万人以上の賛成で住民は知事を抹殺することが現行の法律で可能)、政治家は次の選挙で絶対落としてやることです。
 
皆さん、やつらの好き勝手をこれ以上やらしちゃ駄目です。そして原発推進派・容認派は誰なのか?目をこらして見ていて下さい。